DHCPとは
DHCPに関してざっくり解説します
ざっくりDHCP
DHCPとは
DHCP:Dynamic Host Configration Protocol
直訳すると「動的ホスト構成プロトコル」でしょうか...
プロトコル=手順、ホストはざっくりコンピュータと考えると、「動的にコンピュータを構成するための手順」になりますね。
さて、構成って何のことでしょう?
皆さんもう感覚で分かっているでしょうが、現在コンピュータはネットワークでつながって、情報をやり取りしていることが殆どです。
ネットワークにつながるためには、自分のIPアドレスを取得する必要があります。
IPアドレスは1コンピュータに1個与えられているわけではなく、ネットワークにつなげる際に付与されます。
その付与を行うためのプロトコル(手順)がDHCPになります。
ちなみに付与を行う者はDHCPサーバです。そう、名の通りDHCPのためのサーバです。
メリット
DHCPサーバを利用することのメリットを挙げます。
1.IPアドレスの設定が楽
さあ、パソコンを立ちあげて遊ぼう!となった際、自分でIPアドレスを設定するのは至難の業です。
PC初心者の方がいきなりプロパティを開くだけでも相当苦労するでしょう。
カフェにPCを持ち込んで作業を行おうとする際にも、いちいち手作業で設定を行っているようだとめんどくさい!!
でもDHCPに任せると、それらを自動で担ってくれます。
2.IPアドレスの管理が楽
IPアドレスは重複すると通信障害を起こします。
手動でIPアドレスを付与する際に、どのIPアドレスが使用されており、どのIPアドレスが使用されていないかを調べるのは七面倒ですよね。
DHCPサーバに任せることで、この面倒にはおさらばができます!!
- DHCPサーバは前もってIPアドレスをプールして(蓄えて)います。
- ホストから要求を受けると、プールしているIPアドレスの中から未使用のアドレスを自動的にホストに割り当てます
3.IPアドレスが有効利用できる
先述した通り、DHCPサーバは前もってIPアドレスをプールしています。
払いだしたIPアドレスのうち、使用されなくなったもの・リース期限の切れたものは再度プールします。
これによって1台につき1IPアドレスのようなIPアドレスの浪費をしなくて済むようになります。
DHCPサーバから受け取る情報
DHCPサーバからは以下のような、ネットワークにつながるのに必要な情報を受け取ります。
参考
ネットワークに関してちょっと知識のある方は、こちらがわかりやすくておすすめです
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